【緑内障×保険】緑内障の治療に必要となる保障額の目安を知ろう
投稿日:2022.10.31
通院や投薬治療は基本的に保障対象外
緑内障の治療は視野が欠ける状況や眼圧上昇などの検査と、点眼薬による治療が基本となります。
検査費用や投薬の処方費用は健康保険の適用が受けられます。
医療保険や医療特約においては、通常の通院治療や投薬費用は保障対象外で、給付はありません。
手術給付金はいくらもらえる?
緑内障の症状が重い場合や投薬治療では進行が食い止められない場合などには、進行を食い止めるために手術が行われます。手術の種類は多彩で、症状や目的、医師の技術や医療機関の設備などによって、方式などが提案されるのが一般的です。手術の種類や手術を受ける医療機関によって、費用が異なります。
健康保険が適用されるため、自己負担額は年齢などに応じて1割~3割負担です。
実際に受ける手術や医療機関によって手術費用は異なりますが、医療保険や医療特約から給付される手術給付金は、入院日額をいくらに設定しているかによります。
たとえば、入院給付金を5,000円に設定していれば、手術給付金は10倍の5万円もしくは20倍の10万円となり、入院給付金を10,000円に設定していれば、手術給付金は10倍の10万円もしくは20倍の20万円が給付されます。
実際の自己負担額とは関係なく、入院給付金の設定額と倍率で決まるので注意しましょう。
手術給付金が10倍受け取れるのか、20倍受け取れるのかは保険会社によって異なるので確認するようにしましょう。
この点、緑内障の手術費用は種類によって差があり、自己負担割合によっても異なりますが、片眼あたり20,000円~10万円程度が一般的です。
そのため、最も高額となったケースを考えると、入院日額は5,000円程度設定しておくのが無難でしょう。
入院の給付額は日帰り入院も対象となるかがカギ
手術給付金は一般的に、入院しなくても手術を行えば支給されるものです。
これに対して、入院給付金が支払われるかは、何日以上の入院で支給されるか、加入している医療保険や医療特約の条件によって異なります。
緑内障の手術は一般的には日帰り手術となり、稀に1日程度の短期間入院をするケースがあります。
日帰り手術で1日の入院として入院給付金が出るタイプなら、日数に合わせて入院給付金も受けられます。