心筋梗塞の治療費と入れる保険
目次
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞ってどんな病気?
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞の治療方法とは
- 【心筋梗塞×保険】もしも心筋梗塞になったら?治療費を知りたい!
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞の治療に必要な保障額の目安とは
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞になってから生命保険を選ぶ手順を知ろう
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞になってから医療保険を選ぶ手順を知ろう!
- 【心筋梗塞×保険】命のリスクもある心筋梗塞
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞のリハビリテーションではどのようなことをする?
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞は治療できるのか?
- 【心筋梗塞×保険】心臓を止める心筋梗塞の恐ろしさ
- 【心筋梗塞×保険】心筋梗塞の対策として日常的に行えること
【心筋梗塞×保険】もしも心筋梗塞になったら?治療費を知りたい!
心筋梗塞の治療が必要になったら、何に費用がかかる?
心筋梗塞では手術が必要になることが多いです。
程度の重さによって治療の内容が大きく異なり、年齢や所得によってかかる治療費も異なります。
心筋梗塞といっても、症状が比較的軽いものから重いもの、程度の幅があります。
心筋梗塞を発症した場合の治療費について解説します。
ケース別にみる、手術にかかる費用の違い
3つのパターンの心筋梗塞における手術で、どれくらいの費用がかかるのかをみてみましょう。
ペースメーカーを移植する場合
ペースメーカー移植の治療は、7日前後の入院が必要です。
69歳以下の3割負担のケースで約70万円、70歳以上の3割負担のケースで約12万円、70歳以上の2割負担もしくは1割負担のケースで約6万円弱が必要です。
両心室ペースメーカーを移植する場合
両心室ペースメーカーの移植の治療には、10日前後の入院が必要です。
69歳以下の3割負担のケースで約100万円、70歳以上の3割負担のケースで約12万円、70歳以上の2割負担もしくは1割負担のケースで約6万円弱が必要です。
血管移植やバイパス手術を行う場合
血管移植やバイパス手術には、14日前後の入院が必要です。
69歳以下の3割負担のケースで約80万円、70歳以上の3割負担のケースで約12万円、70歳以上の2割負担もしくは1割負担のケースで約6万円弱が必要です。
さらに高額な治療費になることもある
上記に示したものは、比較的シンプルな手術にかかる費用です。
複雑な手術を受ける場合は、200万円ほど費用が必要なことも考えられます。
また、退院後に通院することも考慮しなくてはなりません。
入院で見落としがちな費用
手術そのものの費用の他、入院をすれば細かい費用がかかってしまいます。
個室を利用する場合の差額ベッド代、食事代、付き添いの人の交通費などが大きいところです。
細かいところでは、病院のテレビ視聴料金や、着替えのクリーニング代なども必要となるケースが多いでしょう。
高額療養費制度
心筋梗塞の治療は高額ですが、その負担を減らすための制度もあり、それが「高額療養費制度」と呼ばれるものです。
高額療養費制度を利用すれば、所得や年齢によって異なりますが、無理なく払える程度の額まで治療費の額が軽減できますが、食費や差額ベッド代などは別途発生します。
なお、入院中の食事に関しては、一般の人の標準負担額は1食あたり460円と決められています。
心筋梗塞の治療は、シンプルな手術でも高額です。万が一に備えておくことも大切です。
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